会社設立の際の不安要素
フリーランスで会社設立を考えている人は、多かれ少なかれ何かしら不安を抱えている事かと思います。
そこでフリーランスにはどのような不安があるのかいくつか挙げて見ましょう。
ひとつは「将来への不安が大きい」という事です。
一般に企業に勤めている社員は多少の仕事の失敗で給料や賞与に影響があるとしても、生活に困るほど収入が減ってしまうという事はまずないでしょう。
会社を辞めた後も退職金や年金収入が見込めますので、老後の計画は立てやすいと言えます。
一方、フリーランスは仕事の多さによって収入が変動してきますので仕事がないと収入がゼロになってしまいます。
もちろん退職金のようなものはありませんし、年金も会社勤めのサラリーマンなどと比べると少ないので老後の生活が苦しくなる可能性もあります。
もうひとつは「仕事を断ると仕事が来なくなってしまうかもしれない」という不安がある事です。
納期までの期間が短い、体調があまり良くないといった場合でも仕事を受けてしまう人が多くいます。
そのような条件下で仕事を請け負っても良い成果は期待できないでしょう。
このような場面で大切なのは本当に無理な案件ならきっぱり断る事です。
仕事の優先順位をしっかり付けておけば自身の価値を上げる事に繋がりますし、長期的視野で見れば収入アップが見込めるでしょう。
このようにいくつか不安な要素はありますが、これからこのような職種に携わろうと考えている人はこれらの要素がある事を踏まえて行動する必要があるでしょう。